雑記部ログ

山の中で農的生活しています。

仕事ばかりじゃ楽しめない 生活の優先順位を変えます!

こんにちは、YUSANです。

 

2012年までは東京の会社でサラリーマンやってましたが、九州に移住して農業を始め現在に至ってます。
全く経験がない状態で農業の世界に飛び込んで、なんとか農家として形にはなってきたのですが、昨年あたりから何か物足りなさを感じるようになりました。
このまま惰性で農業を続けていても人生を楽しめなくなりそうなので、今シーズンから働き方を見直します。
世間からは少し遅れての「働き方改革」ですね。

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新規就農 経験がない、土地もない、他のことをやってる場合じゃなかった

8年前、地縁も血縁もなく山の中に移住してしまったので、まずは基盤となる農地を借りるところから始めました。
過疎化と高齢化の影響もあり、なんとか農地は確保できたものの、条件の良い土地は皆無で耕作放棄地をいくつ切り開いたかわかりません。
そんな中で地元の人たちと関係性を築き、作物の作り方を少しずつ勉強し、今では農薬に頼らずに満足できる味の野菜を作れるようになりました。
気づけばあっという間に時は過ぎ、あと2年ほどで50歳を迎えようとしているのですが、トレーニングを怠っていたことで身体へのダメージが蓄積する事態になっています。
今はまだ腰に違和感を感じる程度ですんでいますが、このまま放置すれば深刻な事態にもなりかねません。
そんな農業者を何人も見てきました。

www.zakki-blog.net

トレーニングに明け暮れたサラリーマン時代

会社勤めをしていた時は、20時くらいに最寄りの駅に付いて、スポーツクラブで泳ぐか筋トレをして帰宅していました。
休みの日は、陸上競技場で短距離走の練習をしたりジムでウエイトリフティングをし、さらに水泳の練習もしていたので身体が鈍ることはありませんでした。
農業を始めてからは時間が取れず、ジョギングやストレッチすら思うようにできなくなっています。
今思えば会社員のころが恵まれすぎていたのでしょうが、農業をやってみたいと思えるエネルギーは、間違いなくトレーニングから生まれたものでした。

不透明な時代を生き抜くためにも、身体を鍛え直す必要性を感じる

周囲の新規就農者たちは、農産物の加工やカフェの経営などを通して多角化を進めていますが、そっち方面には興味のアンテナが向きません。
確たる勝算もないままに、けっこうな資金を投じる姿に危うさすら感じてしまいます。

 

この年になってくると眼の機能が低下したり白髪が増えたりして、否が応でも老いを感じずにはいられません。
その上、腰にまで違和感が出て身体が思うように動かなくなると、少しずつ人生に対する自信が失われていくような気がします。
これからは人生100年時代になると予想すると、わたしの時間はまだ50年以上残されています。
人生を楽しみ尽くすにはどうすればいいか考えた結果、トレーニングを再開して身体を鍛え直すのが最善との判断に至りました。
「いい年して大丈夫か?」と思われるかもしれませんが、家族の同意は得ています。
トレーニングして身体を鍛え、本を読んだりアウトプットして頭を鍛え、自然に囲まれた農業で五感を研ぎ澄ます。
仕事の優先順位を下げることで、良い流れができそうな気がします。

 

自分語りになってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました!