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「忙しい」に勝つ! そうすれば心が充実する

こんにちは、YUSANです。

 

頑張っている人に、「忙しそうだね~」と声をかけることはありませんか?
日本の社会では忙しいことが美徳とされて、場合によっては良い意味に捉えられることもありますよね。
忙しくないと後ろめたさすら感じてしまう。
多くの人が、無意識的にすり込まれている考え方ではないでしょうか。
ですが、「忙しい」という言葉には負のエネルギーが充満しています。
この国が元気を失っている原因の一つに、長年にわたって「忙しい」状態を肯定してきた歴史があるのではないでしょうか。
「忙しい」という言葉を考え直すのと同時に、少し立ち止まって自分の生き方を見詰めてみませんか?

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「忙しい」とは「心」がここに「亡い」状態 

家族や友達から話かけられたとき、「今、忙しいから!」などと言って相手を遮断することはありませんか?
言われた方にしてみると、あなたがいつ「忙しく」なくなるのかがわからず、次に話しかけるのがためらわれてしまいます。
そもそも「忙しい」とは、文字通り「心」を「亡くした」状態です。
あなたが思っている以上に、相手にネガティブな感情を抱かせる言葉だと理解してください。
もし、このようなことが繰り返されているなら、豊かな人間関係の構築など望めるはずもありません。
現実に翻弄されて自分を見失い、周りが見えなくなっていいるので、大切な人に対しての配慮も「忘れて」しまいます。
「忘れる」という字も「心」が「亡い」と書きますよね。
自分の心を見失わないためにも、「忙しい」という言葉を使わないことから始めてみましょう。

「忙しい」という言葉は使わない 慣れるまでは意識的に使わないようにする

仕事を抱えているときに、人から話しかけられても「これが終わったら声をかけるから、ちょっと待っててね」と言うことは可能です。
「今、忙しいから!」と言って相手を遮断した場合に比べると、相手が受ける印象はガラりと変わりますし、あなた自身の心の状態も変わることでしょう。
また、人に何か頼むときに、「忙しいのに、悪いんだけど」と配慮の言葉として「忙しい」が使われることもありますよね。
ですが、その言葉を受け取った相手は、「今、忙しいのに、さらに忙しくなってしまうのか…」とネガティブな感情になりがちです。
人に何かを頼むときは、「ありがとうございます!助かります!」とか「いつもありがとう!」など感謝の気持ちを言葉にした方が、お互いにポジティブな関係を作りやすくなります。

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 逆にあなたが「忙しそうですね?」と聞かれたときは、「まぁ、いろいろありますが、充実してますよ!」とか「楽しんでやってますから!」と答えることで、あなたを取り巻く状況が少しずつ好転します。
日常の会話の中で、言葉は無意識に選択されて口から出て行ってしまいます。
もし「忙しい」という言葉を使い慣れているなら、最初は「忙しい」と口に出したときに反省することから始めましょう。
「忙しい」と発する回数が減ってくると、あなたの周囲、そして何よりあなた自身に変化が現れます。
同じように「疲れた」とか「面倒くさい」という言葉も使わないように努めるべきです。

この国にまん延する忙しい病

今の日本では「忙しい」という言葉が、何か免罪符のように使われていませんか?
とりあえず忙しいフリをしていないと、サボっているように思われてしまう。
成果よりも頑張っている(ような)姿を見せることが重視され、結果として生産性が上がらない。
これでは、いけません。
これからは、人間が人間らしく生きることが求められていきます。

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 「心」を「亡くす」と、人間の価値そのものがなくなってしまいます。
楽しむことを最優先できるように、じっくり考える時が来ているのです。

 

読んでいただき、ありがとうございました!